何かが違う

1990年 12分 8ミリフィルム/脚本・監督 池田真也/出演 榎本茂夫 太田浩司 窪田暁


映研で初めてつくった作品。文教大学の上映会に招かれて文芸坐で上映してもらった。田舎にいるころから憧れていた聖地で、東京で最初に見る映画は文芸坐にしようと決めていたほどだったので、感慨深かった。司会をしていた女性が「面白いじゃないですか!」といってくれた。しかしほめてくれたのはその人と映研の後輩で一年で中退した新潟くんの二人だけで、「わけわかんねえよ」という感想が圧倒的だった。恥ずかしくなく見返すことができる数少ない作品。