解説


「二人の女勝負師」とても面白かったです!たくさん笑ったし、いっぱいいっぱい泣いた。もうほんと嗚咽を堪えながら…泣き疲れて、まだ息が苦しい。きっとそれは将棋をやる人間だからだろうけど、将棋を指さない人も楽しめると思います。たくさんの人に観てもらいたい。素晴らしい映画だと思いました!

(島井 咲緒里女流二段)


挿入曲

「おさななじみ 〜叡美のテーマ〜」

作曲 池田眞也


 

プロもうならせた本格将棋映画、ついに登場!

 いままで将棋をテーマにした作品は数多くありますが、「棋士など将棋の周辺にいる人間」を描いたものがほぼすべてで、将棋そのものを描いた作品はほぼ皆無といっても過言ではないでしょう。
この作品は将棋に真正面から取り組み、将棋とは何かを真摯に追及した、日本映画に他に類を見ない本格将棋映画です。


「監督自身が将棋ファンでもあるので、俄な将棋映画にしたくないとの思いがひしひしと伝わりました。棋士役の人には手つきだけではなく、棋譜を1局全部覚えてもらうという本格派。監督のこの作品への並々ならぬ思いが伝わり、その高いハードルを次々とクリアしていく俳優さん達を見ていて私も全力を尽くそうと思いました。」
(
中倉宏美女流二段のブログより)


 

新人、ベテラン、多彩な個性派俳優が集結!!

極上のエンターテインメントムービー!!!

中倉宏美女流二段の指導の下、俳優たちは一か月間みっちり将棋の稽古を行い、主演だけでなく、控室の棋士役を演じた三十人以上の俳優全員が、劇中で行われる棋譜を覚えました。大部屋いっぱいに集まった若い男女がきれいな手つきで駒を並べる様は圧巻です。


エンターテイメント作品ですからもちろん将棋を知らなくても老若男女が十分楽しめます。才能のある人間の周りで、才能のない人間が破れていく。そんな熱く生きる勝負師たちの思いが激しくぶつかり合う人間模様。
「彩 ~ aja ~」(ふるいちやすし監督) でモナコ国際映画祭・最優秀新人賞を受賞した笠原千尋と、数多くの外国人監督作品に出演している早川知子の二人の国際派女優が主演。女流棋士の中倉宏美も自分自身として出演しコメディエンヌぶりを披露。そして特別出演として名優・小倉一郎が画面を引き締めます。

日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)が全面協力した本格将棋エンターテインメント映画。ついに登場!