解説

サービス残業とか、膨大なノルマとか、パワーハラスメントとか、ワーキングプアとか、うつ病といった問題は身近なところにあって、ある人たちはストレスが原因で癌になったり過労死や過労自殺に追いつめられてしまいます。
普通に会社勤めをしているだけで命を落とす時代になってしまいました。

労働を否定するつもりは全くないけれど、それでも企業が人々を奴隷のように扱う現代の日本のシステムは何かが根本的に間違っているのではないでしょうか。

...

もっと「今を大切」にしませんか?
もっと「楽しむ」ことを追求しませんか?

私の友人にも「職場」で苦しんでいる人たちが少なくありません。
そんな人たちの悲しみにちよっとでも寄り添いたいと思い、この作品を書きました。


あらすじ

それが正しいことだと信じ仕事一筋に生きてきた。その結果妻には去られ、リストラの対象になり、全てを失ってしまった。そんな45歳の菅原はハワイに移住する。

目的も持たずただ「現在を楽しむ」ためだけに。
ノースショアで伝説の女性サーファー、サラに魅了された菅原は経験のなかったサーフィンを始める。

日本人留学生のはるみなど周りの人々から馬鹿にされながらも、いかがわしい日系三世エンディの指導のもと、サーフィンやハワイの精神に触れ、のめりこんでいく。

サラに恋するが誤解され失意の菅原のもとに、離婚以来3年間会っていなかった息子、孝太郎が訪ねてくる。

菅原よりも格段にサーフィンがうまい息子との関係は最初ぎくしゃくしていたが、孝太郎は菅原とサラの和解に奔走する。

そしてだめ人間の父親と優等生の息子は来る日も来る日も一緒に海に行くという毎日をすごすうちに親子の絆を取り戻していくのだった・・・・・・。




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